2012年10月30日火曜日

研究科10週目 振袖その3

・・・少しお待ち下さい

2012年10月11日木曜日

本科16週目 修了式

あっと言う間の4ヶ月。いよいよ本科が修了。


総復習
・名古屋を何度か
・とにかく、後ろを高く意識して巻くこと!!!
・帯枕の位置が低すぎるので、もっともっと上にあげて!肩甲骨!!
・帯枕の紐は、もっとキツく〆ないと、結局落ちてくる

・久しぶりに、半幅もやってみた
・改めて半幅をすると、すごくラクだと分かった
・帯板/帯揚/帯締め いらず!
・手軽に着れるので、普段着使い。もっと活用しよう、これはもったいない。



とても楽しい本科クラスでした。先生と生徒さんに恵まれました。
4ヶ月間、ありがとう。

2012年10月9日火曜日

研究科7週目 男物(袴と羽織)

おー。。初めて男物をの着物を着たし、着付けた。
女性の着物より、ずっと楽に着れることを知ってびっくり。


男性の第一礼装
・染め抜き日向五つ紋付 羽織袴
・共はっかけ+羽織 で1セット
→女性は羽織を着ると、第一礼装にならない

・石持(イシモチ)とは、紋が入る前の状態

・黒紋付をグレーやブルー(紺)などの色紋服にすると、準礼装になる
・新郎のお色直しなど

・某衿、と言う
・着流し(おはしょりが無い)ので、本人のぴったりサイズじゃないと着れない

・「人形仕立て」袖付が無い、襦袢も人形仕立て
・穴が開いてないので、身八つ口から手を入れる、ができない
・そのため、袖に何かモノを入れるとき、男性は前から入れる
→女性は逆(後ろ側)から入れる

・羽裏 が1枚の絵になっていて、通称「額縁」
・龍や鯉など出世を表すものや、ちょっと危ない絵等が描かれている
・男性は、ここ(裏)で勝負する(遊ぶ)

・背縫いがない
・襦袢も、背縫いはない

・白い羽織紐
・これは、ほどいてはいけない
・白骨の扇子を持つこと

・お腹周りに補正をしてあげて!【ポイント】(特に最近の若い人は、細い人が多いから)
・下腹の下に回して締める感じ、下から支えるように回す
・上で止めると、バカボンのパパみたく見えるので注意【ポイント】、かなり低い位置に腰紐
→今回は、腰補正を前に巻いて行う

・衣紋は抜かない
・えり合わせは喉交点、だけど、詰め詰めにするとお辞儀するとき苦しいので注意
・襦袢も人形仕立てなので、着物も襦袢も、背中心を合わせたら、両サイドの腰骨で合わせる
・きものには、伊達じめをせずにそのまま帯を締める人も多い


角帯の結び方(一文字)
・文庫結びみたいな感じ
・Wにせずに、一文字
・結び目部分をしまうと、しっかり立つはず


袴の付け方
・きものはおかっぴき(江戸時代の警察の人みたいの)にして
・袴には、1)行灯袴:スカートタイプ と 2)馬乗袴:キュロットタイプ の2種類ある
・付け方の詳細は、本を見て確認。結構、感動的


羽織
・羽織の衿は、半分「外」に折る

 




袴の畳み方(仕舞い方)
・出世畳み、と言う
・江戸時代、お城から呼び出しがかかった時、一番に到着すると忠義物がもらえた
・そのため、すぐに紐を解いて履けるよう、工夫していた
・たたみ方は、本を見て行う




いやー、面白かった。
男性の着物って、こんなにラクなのね。知らなかった。

来週から、振袖に入る。楽しみ♪

2012年10月4日木曜日

本科15週目 総復習

早いもので、いよいよ次週で本科が修了。
今日は総復習


名古屋帯を3回、袋帯を3回結んだ

・名古屋の時も、袋の時も、決め線をしっかり意識して、決め線にテを沿わせること
・テは適当に通さないで、左手で押さえてから右手に、右手で押さえてから左手に、を注意
・帯下の処理も大事
・おはしょりの長さのチェックが甘すぎる、しっかり左右の長さを揃える→そうしないと曲がる
・左右が曲がり易いので、しっかり左右の長さを整えて

・帯揚の4分の1の折り方は、再度先生に訪ねて確認


たまに、異なる先生に教わると、指摘を受けるポイントが違って、勉強になった。
いよいよ次週、修了です。

2012年10月2日火曜日

研究科6週目 留袖(他装)

いよいよやってきました、留袖(他装)。汗だくになって、頑張ろう。
着付けは体育会系。


重い重い留袖を他装する
・後ろで締める。前で締めると苦しい。
・決めは、衿元。格調高く、しっかり半衿を2cmは出して。
・おはしょりの1重上げに失敗すると、おはしょりがグチャグチャになるので、しっかり上げる。

・右衿の下、帯から外に出たところ(伊達じめの下)は、折り返しなし!【ポイント】 初めて知った。。(汗

・二重太鼓の方が、結んであげる機会は多そう
・自装と違うのは、タレを右肩にかけて前で調整するのではなく、後ろで調整すること
・そのまま横にずらすだけなので、自装より簡単

扇太鼓
・めでたい席なので扇太鼓も良い
・留袖、訪問着、色無地などに合わせることが可能
・背中で帯を、しっかり結ぶタイプ
・扇ひだは、折り始めが表、折り終わりが裏


余談:ウロコ(魚ではなく龍や大蛇のウロコ)の柄って魔除けなんですって。逆三角形柄。
昔は厄年の時、女性はウロコの襦袢を着ていたらしい。へぇー。

来週は男物。袴だー、たのしみ。




PS:持参した襦袢について

1)装道の襦袢
・美容衿と、襦袢胴体が離れている
・襦袢胴体に美容衿の外側だけを縫い付けておいても良いかも
・ただし、内側は縫わない

2)正絹の襦袢に衣紋抜きを付ける
・背中心辺りの衿の糸を一度外して、一緒に縫い込む
・直線の衿より、縫う部分が幅広になっている方がしっかり抜ける
・それこそ、装道の美容衿に付け替えても良いんじゃない?とアドバイスを受ける

2012年9月27日木曜日

本科14週目 調和美

今日は楽しい、調和美を学ぶクラス。


・反物の着物と帯、商品の段階の帯揚・帯締めがズラリと並ぶ
・そこから、ひとり3組ずつ、組み合わせを作る
・その人らしいデザイン、選ぶ色があるというのが、良く分かる
→ 長くなってくると、似たような色や柄・模様ばかりを選んでしまう、癖が見えてくる

・帯/帯締め/帯揚を1セットにして、着物だけ1つづつ横にずらす
・結構、どんな組み合わせも合うことが分かる
・1つのきものに3帯、と言うけれど、もしかしたらそれ以上かもしれない
・帯で、きものの表情が全く変わる
→ きものはいっぱい買わなくて良いから、帯を増やすことがポイント
 (初心者の人は、きものと帯をセットで購入しようとするけれど、それは違う)

・帯揚だけ変えても、結構、表情が変わる


普段、自分が選ばない色や柄を敢えて選択するよう意識していると、がらっと表情の違った調和が見れるかもしれない。
ほんと、似たような色ばっかり集まっちゃうのよね・・・。。それは私も気になっていた。

2012年9月25日火曜日

研究科5週目 留袖(自装)総復習

今日は留袖の自装、総復習。
先週も、本科で留袖2回目があったので、比較的簡単に着れる。


・しかし、重い。。。
・内側の褄先上がりは20~25cm上げる!しっかり上げる!
・外側の褄先上がりも10cm程度。これもしっかり上げる!
・腰紐が一番重要。ぎっちり締めて
・後ろを10cm以上高く 【ポイント】
・二重太鼓は、格調高く結
・帯幅少し広め
・少し大きめ、高い位置で


帯ってほんと、モノによって締め易さが違うなぁ・・・。。
硬すぎるのも困るし、柔らか過ぎるのもイヤ。

2012年9月20日木曜日

本科13週目 手入れと留袖

結局着物というのは、布目をバシっと通せるかどうかが全て、だと理解して来た。
聞くところによると、デパートで紙の包装を担当している人は、大変綺麗に着れるらしい。
「折り紙」だね~


着物の手入れ
・脱いだら、少なくとも2時間ほど風に当てて、体温の温みを取る

・とにかく、湿気から離す!これに限る
・年に3回(2月・8月・11月)に陰干し、タンスの着物を全て広げて良く乾かすこと
・くれぐれも太陽には当てない、焼けてしまう
・桐箪笥が通気性が良いと言われるけれど、高いよね
・ダンボールとビニール袋は、通気性が最悪で湿気を呼ぶので厳禁
・防虫剤は、直接着物や帯に触れないように。箪笥の4隅に置くだけでOK
・化学反応を起こす可能性があるので、防虫剤は1種類だけ(他社のものを混ぜない)

・しわを取るには、スチーム厳禁、当て布(タオル)を敷いてドライでアイロン
・しみがあったら、できれば専門家に出す

・直線裁ちの着物なので、しっかり縫い目で折って仕舞う
・無駄な折り目やしわをつけて仕舞わないように【ポイント】



留袖
・とにかく重い着物なので、腰紐だけはぎっちり硬く硬く硬く。そうしないと落ちてくる。

・帯は、後ろが下がるとかなりやぼったい。みっともない。後ろを高く、上げる
・イメージは、お相撲さんの回し。後ろが上

・帯の立ち上がりを調整することで、太鼓の大きさが調整可能
・立ち上がり全体を上に上げれば、太鼓全体が小さくなる
・立ち上がりの身体側を上に上げれば、タレが上がる
・立ち上がりの外側を上に上げれば、タレはそのまま太鼓だけ小さくなる



みんな随分早く着れるようになってきたよ。