2012年8月30日木曜日

本科10週目 袋帯初回

今日から袋帯。そして私は目からウロコ。


・腰紐をするとき、特に左側腰でタッグを取る→右側の衽線で布が張らない【ポイント】
・博多の伊達じめは、バツの柄が裏


袋帯 準備
・準備、かなり大事。
・特におろしたての時、テとタレを間違えないように
・タレは先端から10cmに折出し線がある、テは先端から80cmほどで無地場がある

・テから80cmを半分に折る
・そこから「幅出し」 これが袋の特徴。自分に最適な幅を出す
・屏風畳みでしっかりセット

・帯板はふた巻目の二つ折りの中 (名古屋はひと巻き目)
・仮紐を止めるところまでは同じ

・タレを右肩にかけて前に持ってきて、正方形の場所に帯枕
・山をずらさないよう、後ろのタレの内側に回す
・両親指で横に引き伸ばし、両耳をしっかり揃える 【ポイント】
・帯枕を起こして、左手で手刀を切って帯山に仮に上げる

・帯枕の下整理、布目を通す
・最初にテの位置を決める 【ポイント】
・そのテを包み込むように、タレをテの内側に折り上げる 【ポイント】
・右側3点をしっかり揃えてから、 【ポイント】
・左側のテの残りを中に折り込む
・帯締めを締める


結構、びっくり。お太鼓作る時の仮紐いらず。手結びってすごい。

2012年8月28日火曜日

研究科1週目 名古屋帯の要点

ということで。振袖と留袖と喪服と男物、やりたーい。
早速、今週から研究科にも参加することに。3ヶ月だから、終了は11月かな。
渡米前に終わる・・・かな?

今日は初日なので、名古屋帯結びの総風習。先生が変わると教え方も変わる。
別の視点から、様々なアドバイスを受けて、すごく勉強になった。


補正
・私の場合は、上半身の特に胸横(肩下)周りの補正が足りていないため、首の周りがパカパカしているらしい。入れると違うよ、と超貴重なアドバイス。
→早速、今週上半身の補正をお針しておこう。


襦袢の直し方
0、襦袢の左右は、おっぱいを覆い隠すところまで持っていく
1、右側の抜いた首の部分を右手で持って、左手で左下の美容衿を引っ張る
2、左手はそのままに、右手を真下(右下)に持ってきて、布を真下に引っ張る
→左側の布がピンと張る
3、逆側も同じ。左側の抜いたクビの部分を左手でもって、右手で右下の美容衿を引っ張る
4、右手はそのままに、左手を真下(左下)に持ってきて、布を真下に引っ張る
5、背中は背中心だけではなく、その左右の布ごと引っ張って抜くこと


着物の着方
1、着物を羽織って腕を通したら、その段階で襦袢の袖下と着物の袖下を合わせておく
2、首の後ろを着物5mm出したところを襦袢とピンで止めたら、最初に下半身を完成させてしまう
3、着物は床スレスレ、布で掃除する感じ
4、腰紐を回す時に、左右でタッグ取る【ポイント】
5、腰紐を後ろから前に回してくるときに、できれば後ろ側の布に指を通して整理【ポイント】
6、腰紐は片輪奈結び。左側でからげて、そのままお組みせんまで持ってきて立てる
7、身八つ口から手を入れれば、腰紐ごと動かせるので左右の微調整可、タッグと布整理も
8、この段階で、下半身を完成させる。

9、おまじないにならないよう、胸上・胸・胸下の3回、布目を通して!その後、両手を伸ばして左右の着物を引っ張る。
これ大事。整理しないと綺麗に行かない。

10、衿元を作る。ここ大事。
11、コーリンベルトの長さは、その人の肩幅が基本→私の長過ぎた
12、まずは左側、身八つ口から手を入れておっぱいの下辺りにコーリンを待ち構える。
13、左手で着物を持ちつつ、右手で右の耳下から襦袢が1.5cm程度出るよう調整し引っ張ってきて、両手で引っ張ってから左おっぱい下でコーリンで止める
14、内側左の布を上げる時は、できるだけ斜めに引き上げて、布地の裏側が見えないように。
※特に夏の着物だと、それが透けて見えてかっこ悪い。
15、右側おっぱい下でコーリンを待ち構えて、同様に、左側耳下から襦袢1.5cmを出して調整、両手で引っ張ってから、右おっぱい下でコーリン止める
16、これで衿元完成

17、手刀切って、決め線を整理。
18、衽線を、下半身・上半身で合わせて、伊達じめ・タッグ整理
19、これで着物完成


名古屋帯
1、帯の前の柄、小さいものなら真ん中に置くとやぼったいので、左にずらす。
これ、右にずらさないで!!右にずらすと、仕立てた時から太ったことを意味してしまうから!!
2、理想は、2回巻いて仮紐で止めた時に、タレ先が床すれすれの長さ
→お太鼓の柄が入っているものは、帯枕と位置を調整しなければいけないけれど。
→仮紐の種類が違ったことが発覚!これは振袖のふくら雀を作る時の道具だった!【ポイント】
→仮紐は真ん中で止めないで(帯締めを止めるから)、右下斜めで固定
3、帯枕を上げるんだけれど、私のはちょっと高過ぎた(肩甲骨の上)、適度な場所は肩甲骨の真下くらい
4、次の理想は、帯枕を上げた時に、タレ先がひざの裏の長さ
5、お太鼓の大きさは、名古屋の時はあまり大過ぎるとみっともないので、気持ち小さ目に

6、帯揚げの整理は、薄いものだとペロペロしてみっともないから厚みを出す必要がある
→そのために、薄物の場合は『輪を上にして』4分の1づつ織り込む【ポイント】
7、タレ先は少し短目に作っておけば、後で伸ばすのは楽。長目に作ると大変だから、短くしておく。

8、お太鼓を作った後、手先を入れる時は、帯の決め線に沿わせる位置まで気持ち下げる
9、左側は2cm程度で。長かったら、右側を織り込んで調整した後に、帯締め。

10、帯揚げで全てが決まるくらい重要。しっかり輪を上にして、4分の1。
11、中心の輪っかも、きちんと左手人差し指を入れて、ふんわり作る
12、余った左右の帯揚げを、左右にしっかり通して厚みを持たせてふんわりさせる【ポイント】
→特に夏物の薄いものだと、本当にペラペラしてみっともない

13、背縫いは、帯の帯山の左右に手を入れて引っ張ることで、ぴんと張る【ポイント】



衿元と着物の長さで、下手すると仲居さんに間違えられてビール頼まれないように注意。
衣紋が浅すぎ、襦袢が少なすぎ、着物の長さが短い→仕事モード用の着付け


うん。結構、キレイに着れるようになった。今日で自装(自分で着る)は終了。
来週から、いよいよ他人に着付けます。楽しみー

2012年8月23日木曜日

本科9週目 名古屋帯最終、寸法

暑いねぇ・・・。でも相変わらず、先生がかなり楽しいこのクラス。


●裏技:着物を着ていて、ご飯を食べて気持ち悪くなった時
1.帯枕の紐を緩める
2.着物の伊達じめを外す!!【ポイント】
→あおやまの締め方だと、伊達じめが簡単に外せます。これ、すごい。
かなり感動。びっくりした。
3.首周りを緩めちゃう →みっともないけど、これでも随分楽になる
4.あとは道行コートで隠しちゃって、がっつり中を解く

伊達じめ外せるの、感動した。ちなみに、このために伊達じめは博多が良いんだって。
思わず何度もやってみた。楽しいかも (*´∀`*)


●寸法について
着物を作るときに測ってもらいましょう。
一度決めたら、それに合わせて作るとグッド。
・袖付 袖の縫い目のところまでの長さ
・繰越 経理用語になっているけれど、実は着物の部位の名前。後ろに繰越している分の長さ


●振袖について 何歳まで着て良いの???
・基本はmiss(独身)の間とされている、袖をふりふりして男性を魅了するから
・この年齢で着るの、かなり勇気いるけど?「身内だけの会なら、何言われても平気。へっちゃら」
・先生曰く「でも良いんじゃない?着ちゃえ、着ちゃえ」ほんと、その通りだと思う
・うちのお教室、お姉さんと呼ぶと80歳を超える人を指すのだけれど、
姉さん方はパーティーとかで振袖着てるらしい。すごいよね。そういうもんだよね
・雅子さまも結納の儀式は振袖だったよね
・久しぶりに振袖が着たくなった


研究科に進むと、振袖と留袖と喪服と男物をやるらしい。興味津々。
日本に居る間に、せっかくだから研究科も行っておこうかな。

2012年8月9日木曜日

本科8週目 名古屋帯 と染の着物

夏真っ盛り。今日もお稽古に励むー

・みぞおちの補正は、結構重要。あると帯が落ち着く。入れよう。
・自分の癖発見。襦袢の右側開きがち。襦袢の左下を下ろして調整。
・持参のなでしこの短目夏帯で。思ったより短くなかった。先週のエンジの方がずっと短かった。

小紋
・小紋着物1枚に帯3本、これはよく言う。+「困った時の黒帯白帯」
・京友禅
・型小紋→寄せ小紋 庶民向けで、大根おろしや茄子など、生活にあるものを取り入れていた
 →裏側でおしゃれをしていた 例:羽織裏(はうら)、男性は特に裏側
 龍、鷲、富士山など、上に登っていくことを象徴するものが多かった
・更紗(江戸更紗) →インドより。型紙1枚で1色しか出せないので、色んな色が入っていると高い。
・紅型(沖縄)
・江戸小紋 →江戸小紋三役(さんやく):鮫小紋通し小紋行儀小紋
 →細かい方が高価。裏側に染みているのが本物、型紙を留める針の穴があると本物、とか。
・実は江戸小紋、元々は大名の裃(かみしも)小紋から始まっている。えい、えいって、左右を後ろに投げるやつ。家を表す柄だった。へー、これは知らなんだ。

余談:「人の振り見て我が振り直せ」の振り、とは、振袖の振りのこと。
ミスが男性を呼ぶためにヒラヒラさせたもの。金魚だな。
留袖は、その振りを留めるから、留袖。


名古屋帯
・人巻き目で矢野羽を抜いて(前後)、ふた巻目で左右に引っ張る
・帯枕を当てて肩甲骨位置に当てる前に、しっかり手刀を切っておくこと
・肩甲骨位置に上げる時は、右足を少し出して背中を反ると高い位置に置きやすい
・帯山の布目を通すには、帯枕のしたの両側を左右に引く
・帯山の両端を少し下げるとよし
・下の決め線を作る時、青山流では仮紐を通さないので、しっかりテで押さえる

結論:帯は結構短くても、どうにか結べるもんだな、と。


採寸 →私の場合はちょい小柄で手が長いケース。
・裄がちょっと長くて、1尺7寸5分。
・身丈は4尺1寸8分で小さめ。
・袖丈は通常通り1尺3寸で大丈夫。


うーん、裄の調整するお針技を覚えたい。
それと、江戸時代の文化をもう少しちゃんと勉強しよう。
しっかし相変わらず、うちのお教室、楽しすぎ。先生おもしろすぎ。好きだなぁ。。

2012年8月2日木曜日

本科7週目 名古屋帯 と織りのきもの

暑いー。今日も汗をかきかき、お稽古に励むー


織りのきもの
・着物/帯には染めと織り
・織りは糸の段階で色がついている
・基本的に、織りが普段着
・紬は織り
・今では高価な紬も、昔は普段着。感覚はジーンズ
・紬の時は、金糸や銀糸の帯はしない、名古屋が基本だけど、袋でもカジュアルならOK
・紬は、半幅でおはしよりを出さないで着るのもOK
・どれも着れば着るほど、柔らかくなって風合いが出てくる
・結城紬は保温力があり、3代しっかり着れると言われている
・大島紬は涼しくさらっとしていて、シワになりにくい
・琉球絣(がすり)、牛首紬(石川県)


短い帯の締め方 →やってみると、結構短いものでも、どうにか着れるもの
・肩にかけるテを短く
・1巻き目で矢の羽を抜いて、2巻き目で両方向に引いてしっかり締める
・タレを右手で背中心に折り上げた後に、
・【ポイント】帯枕を置く位置で調節する、可能な限りギリギリ上で
・→逆に長い帯は、ここでお尻位置より低いところに帯枕を置く
・しっかり手刀を切って、しわを伸ばして布目を通す
・お太鼓の山は、肩甲骨に当たる位置で胴帯の上に乗せる
・→年を取ったり、太鼓を小さくしたいなら、もう少し下も可
・【ポイント】乗せる時に、片足を一歩前に出して背中を反らすとラク
・帯山の布目をと通すために、帯枕の下の両側を左右に引く →山を作る
・【ポイント】帯の柄は、できる限り帯山の上ギリギリにすると綺麗。中央に置くと、下がって見える
・【ポイント】帯山を作った段階で、タレがひざ下位だとベスト。
・その場合は、自然にひじを上げれば丁度良いくらい
・更に短い場合は、タレの長さ(決め線の位置)でも調節
・タレ先の位置は、お尻の膨らみの少し上あたり

・帯揚げの整理は、一度しっかり開いてから整理をして、その後、一旦脇からしっかり離すと○

・前の模様は、中心には持ってこない。左か右にずらす。
・そうしないと、帯締めの〆と柄が重なって、非常にやぼったい。

帯の直し方
・できる限り、1cmほどタレを短くして着て、そのあと調整した方がラク →下に伸ばすのは簡単
・タレが長くて上げる時は、織り込んでいる帯の奥を左右で上に引っ張る
・織り込んでいる帯は、テの内側にあるので、結構大変
・決め線の位置が低い時は、織り込んでいる帯の手前を左右で上に引っ張る

首周りの直し方
・襦袢を持って、逆側の着物を指先で引っ張ると白が出る

汚れ防止
・手洗い時は、裾よけから包み込むように上げて、帯周りで(持ち歩いている)仮紐で縛る
・雨の日は、レインコートの中は着物から包み込むように上げて、帯周りで紐で縛る
・訪問着とかは汚れ防止のために、外出時は年中レインコートを着ておくのも対策

作法
・手を出す時は、にょきっと出さない。手を裏側に返す。(色っぽい)
・つり革を持つときは、袖を持つ。できる限り、前腕の半分以上は出さない