2012年9月25日火曜日

研究科5週目 留袖(自装)総復習

今日は留袖の自装、総復習。
先週も、本科で留袖2回目があったので、比較的簡単に着れる。


・しかし、重い。。。
・内側の褄先上がりは20~25cm上げる!しっかり上げる!
・外側の褄先上がりも10cm程度。これもしっかり上げる!
・腰紐が一番重要。ぎっちり締めて
・後ろを10cm以上高く 【ポイント】
・二重太鼓は、格調高く結
・帯幅少し広め
・少し大きめ、高い位置で


帯ってほんと、モノによって締め易さが違うなぁ・・・。。
硬すぎるのも困るし、柔らか過ぎるのもイヤ。

2012年9月20日木曜日

本科13週目 手入れと留袖

結局着物というのは、布目をバシっと通せるかどうかが全て、だと理解して来た。
聞くところによると、デパートで紙の包装を担当している人は、大変綺麗に着れるらしい。
「折り紙」だね~


着物の手入れ
・脱いだら、少なくとも2時間ほど風に当てて、体温の温みを取る

・とにかく、湿気から離す!これに限る
・年に3回(2月・8月・11月)に陰干し、タンスの着物を全て広げて良く乾かすこと
・くれぐれも太陽には当てない、焼けてしまう
・桐箪笥が通気性が良いと言われるけれど、高いよね
・ダンボールとビニール袋は、通気性が最悪で湿気を呼ぶので厳禁
・防虫剤は、直接着物や帯に触れないように。箪笥の4隅に置くだけでOK
・化学反応を起こす可能性があるので、防虫剤は1種類だけ(他社のものを混ぜない)

・しわを取るには、スチーム厳禁、当て布(タオル)を敷いてドライでアイロン
・しみがあったら、できれば専門家に出す

・直線裁ちの着物なので、しっかり縫い目で折って仕舞う
・無駄な折り目やしわをつけて仕舞わないように【ポイント】



留袖
・とにかく重い着物なので、腰紐だけはぎっちり硬く硬く硬く。そうしないと落ちてくる。

・帯は、後ろが下がるとかなりやぼったい。みっともない。後ろを高く、上げる
・イメージは、お相撲さんの回し。後ろが上

・帯の立ち上がりを調整することで、太鼓の大きさが調整可能
・立ち上がり全体を上に上げれば、太鼓全体が小さくなる
・立ち上がりの身体側を上に上げれば、タレが上がる
・立ち上がりの外側を上に上げれば、タレはそのまま太鼓だけ小さくなる



みんな随分早く着れるようになってきたよ。

2012年9月18日火曜日

研究科4週目 喪服

今日は喪服です。ちょっぴり色っぽさを感じるのは、私だけではないはず。。
全てに「慎み深く」、「控えめに」。


喪服
・ミス・ミセスに関係なく、礼装
・染め抜き日向5つ紋
・喪服は、袷と薄物でOK。単は不要。薄物を6~9月まで使う

・帯は黒共帯(くろともおび)→黒喪帯
・名古屋帯
・袋帯もあることはある、昔は名古屋帯が存在していなかったから
 けれど、今は袋は2重太鼓など「重なる」と良いとされる時に使うので、名古屋で

・白いステッチは、「ぐし」びつけ(飾りしつけ)と言って、模様の1つなので取ってはいけない
・とってしまうと、今、手縫いであのステッチができる職人さんが少ないので大変高くつく
・ちなみに、「ぐし」は、【揚げ、裾、掛衿横、掛衿まわり、立褄、袖口】 につく

・襦袢は「白」、礼装用
・生成りはあまり良くない、正絹の白が時間が経って生成りになったならまだ良いけれど
・冠婚葬祭用の白だけれど、間違っても、鶴亀や吉祥模様の襦袢を着ないように!

・帯揚げ/帯〆(平組又は丸ぐけ)も黒
・ただし、場所(地域)によっては帯揚げ/帯〆を白にするところもあるらしい
・草履とバッグも、つや消しの黒
・喪扇(黒骨で一面黒)を

・白い喪帯も存在する
・黒に漢字の「夢」や「忍」と書かれたものがあるが、これは喪帯。お洒落帯ではないので、気をつける
・白帯の「夢」や「忍」も同様


地域性
・ちなみに、全国的に黒い喪服になったのは戦後のこと
・明治以降、仏教の影響で黒の喪服を着ることになったが、以前は神道だったので「白」が喪服だった!
・その名残で、場所によっては黒を着ない地域もあるので、嫁ぐ先によっては/訪問する先によっては白喪服を用意すること


お通夜と告別式
・昔はお通夜は突然のことなので、喪服を着ていかない方が良いとされていた(あたかも準備していたように思われる)
・それこそ、会社帰りに突然寄る、といった状況だったため、男性なら通常着ているスーツに黒いネクタイに替えて腕に喪章を付ける、形で対応。それこそ、女性はピンク色のセーターに喪章で対応、ということも普通にあった
・その原型とも言える、色喪服。寒色系/地味な色目の色無地や江戸小紋に、喪帯を締めて行っていた
・もしくは、普段着ている着物に黒紋付羽織を羽織って、略礼装として通用する

・ところが、今はお通夜も前もって告知されるため、喪服を着ていく人が多くなった

・最近は洋服の喪服が多いので、とにかく着物の喪服は目立つ
・なので、場を十分にわきまえて着ること
・喪主なら良いけれど、例えば会社の男性上司とかだった場合、先方の奥様と顔見知りでないならば誤解されて代々言い伝えられてしまうことも大いにあり得るので、気をつけて(愛人宣言?)
・着れるようになったから着れば良い、ってもんじゃない


法事
・3回忌くらいまでは、黒喪服でも問題ないと思う
・けれど、7回忌くらいからは、少しずつ黒の割合を減らしていく→帯をグレーにしたり、着物を寒色にしたり
・そもそも黒は喪に伏している状態なので、少しずつ日常に戻すことが正解
・それこそ23回忌くらいなら、普段着でOK


めったに着ないという点
・そうめったに着るものではないので、着たら、必ずしっかり洗濯に出してから仕舞うこと
・めったに出さないため、汗ジミからカビが生えることもある。そうなったら2度と着れない
・なので、薄物は、洗える着物でも十分ではないかと思う。しっかり紋も入れてくれるし、問題ないよ

・草履については、どんなに高価な草履でも、上段と下段を「のり」で止めてあるものなので、20年以上経っていると剥がれることが多々ある
・よくお通夜でコケている人が居る
・なので、草履だけは時間があまりに経っているなら、買い換えた方が安心



着装の注意点
・衣紋は抜きすぎない→襦袢の上の穴を通す高さで十分
・半衿の出し具合も控えめ、1cm程度
・衿合わせはきちんと
・紋がずれないように十分注意、背中心(背縫い)【ポイント】
・抱き紋が左右の高さ同じかどうかチェック→身体の歪みもしっかりバレる、必要な場合は補正で
・太鼓は小ぶりに。帯枕の高さも控えめに低く。
・帯締めの房は下向き【ポイント】

・芸能人がお葬式に喪服を着ていて、思いっきり衣紋を抜いて、半衿を出して、頭もモリモリの人がいるけれど、それは華やかなお仕事だからであって。一般の人はあくまでも慎み深く

・ピンク色の帯板が結構見えてみっともないので、余裕があるなら黒い帯板を用意
・帯枕、きものベルト、伊達〆も。
・腰ひもも入れて、1セット、ケースの中に用意して置くと良いと思う。「そのケースごと持ってきて!」と言える。その際、腰紐や伊達〆などを入れ忘れていないように。あっちこっちバラバラにしておくと、着物と帯だけでは、着れません。なので、1セット、喪服用に別で用意しておいた方が良いかもしれない。



余談
・311大震災の慰霊祭で、美智子皇后が黒喪服を来て居たことは話題になった
・皇室の第一礼装は洋服だから


しかし、着物というのは身体の歪みまではっきり分かってしまうのだから、不思議なもんだ。

自分の衣装計画、持ち物整理

前回の衣装計画で、やらなくちゃと思っていた自分の持ち物整理。
足りないものを洗い出す。


<袷>
           きもの                         帯

礼装         黒留袖・色留袖                袋帯
            ○ない、色留欲しい              ○ない、色留用
            喪服                       黒共名古屋帯
            ・ある                      ・ある

準礼装        訪問着                     袋帯
            ・ピンク地付下げ               ・金地(礼装)
            ・水色地付下げ               ・金地(赤み)
            ・黄色地付下げ(もみじ)          ・銀地(白み)
                                    ・ピンク(桜)
                                    ○訪問着用の金・銀地をもう1本づつ
            色無地(地紋を含む)
            ・深緑地
            ・薄橙地(菊)

外出着        小紋                       袋帯(カジュアルな柄)
            ・紅型                       ・赤
            ・白地に桜扇                 ○白帯ない、小紋に合う帯が欲しい
            ・黄色地に橙・緑花              ○黒帯ない
            紬(ジーンズ扱い)               名古屋帯、半幅帯
            ○ない、欲しい                  特に織りの帯
                                      ・黒地半幅



<単>

           きもの                         帯

準礼装        訪問着                     袋帯
            ・ない、欲しい                 ☆袷と共有
            色無地(地紋を含む)             ・白帯
            ・江戸小紋(赤)                
            ・深いピンク地

外出着        小紋                       袋帯(カジュアルな柄)
            ・白地に扇
            ・白地に赤
            紬(ジーンズ扱い)               名古屋帯、半幅帯
            ・ない                       特に織りの帯


<袷/単用 小物>

襦袢         ・正絹(黄色地)
            ○白地(洗えるもの)があっても良いかも
羽織         ・道行ピンク
            ・レインコート橙
            ・毛ショールピンク

草履         白地にピンク(低い)
            白地にピンク(高い)

              帯揚げ                    帯〆




<薄物>
           きもの                         帯

礼装         黒留袖・色留袖                袋帯
            ・不要                      ・不要
            喪服                       黒共名古屋帯
            ・ある                      ・ある

準礼装        訪問着                     袋帯
            ○ない、欲しい                 ・白帯、もう1本欲しい
                                      ・黒帯
                                      ○色帯ない
            色無地(地紋を含む)             袋帯、名古屋帯
            ・薄いピンク                   
            ○他の色も欲しい

外出着        小紋                       袋帯(カジュアルな柄)
            ○ない、あっても良い?浴衣で良い?   ・不要
            紬(ジーンズ扱い)               名古屋帯、半幅帯
            ○ない、欲しい                  特に織りの帯
                                       ・濃いピンク地(桔梗)
                                       ・白地に赤(撫子)

<薄物用小物>

襦袢         ・白地(洗えるもの)
            ・生成地(洗えるもの)、付袖3種
羽織         ○薄物道行は欲しい

              帯揚げ                    帯〆




<浴衣>
            ・黒地に紫                    ・黄色半幅
            ○白地の浴衣は作りたい           ・ミンサー(青)半幅

下駄         黄色い花緒


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結論。買い足すもの。

1、袷/単の小紋に合う、袋の白帯・黒帯、その帯揚げ・帯〆
2、薄物訪問着とそれに合う袋の白帯
3、薄物の道行
4、色留袖とその帯
5、紺の帯揚げ・帯〆
6、白地襦袢の洗えるもの

7、願わくば、訪問着用の金・銀地をもう1本づつ
8、お茶用の袋帯が1本あっても良いかも
9、白地の浴衣は自分で縫う
10、紬はこれからだね。

2012年9月13日木曜日

本科12週目 留袖

人生初の留袖☆彡 留袖は、ミセス(既婚者)しか着れません。
お嫁に行く時に作るお着物。


留袖とは?
・ミセスの礼装
・白羽二重の下着を着るのが正式→現在は付け比翼
・昔は兄弟が5人とか、下手すると9人とか居たので、本当に結婚式が多く、黒留袖は重宝した。が、今はほとんど着る機会がないため、レンタルで済ませる人が多い。


・染め抜きの日向紋を5つ付ける
・日向紋→陰紋
・5つの紋の意味
 1)背中心 ご先祖様代々
 2)背中の左右2つ 外袖紋 兄弟/親族
 3)前の左右2つ 抱き紋 自分の両親

色留袖
・色留袖は、ミスでもOK  (黒留袖はミスは着れない)
・ちなみに、天皇家/宮内庁に行く時は、ミセスでも黒留袖は着てはいけない。色留袖のみ。黒は×。
・黒は一般人の色なのだそう。へー、知らなんだ。
・色留袖の場合は、5つ紋は必要なく、1つ紋の準礼装にすることも可。

模様
・絵羽模様、と言う。胸(外袖)にはなく、下のみ=江戸褄(妻)模様→江戸幕府の大奥から始まったためこの呼び名
・白生地に絵を書いて、全体の絵にずれがないことを確認してから、最終仕立てを行う
・留袖は、反物で判断できない(絵がずれる)
・特に、背が低いとおはしょりで絵が隠れる場合があるので、必ず柄が出るか確認をして。呉服屋さんと要相談。
・上半身には模様がないため、上だけ見ると喪服と変わらない
・そのため昔の人は、結婚式の時に取った写真を、亡くなった時の遺影として使っていた
・上半身の留袖と喪服の違いは、白羽二重があるかどうかで分かる

生地
・以前は、一越し縮緬が主だったが、重くて重くて仕方がないので、現在は無地や、変り三越縮緬など様々。
・帯は拡張ある袋帯で二重太鼓 →喜びごとが沢山重なるといいよね、の意味。2重に。
・縮緬というのは、織り方の名前。縮みます。

小物関係
・長襦袢/帯揚げは白の綸子
・帯締めは、白又は金銀の組紐 (金色が左)
・帯締めは、ワタの入った丸絎(まるぐけ)もある
・黒塗りに黒骨の金銀張りのお扇子を必ず持つ 【ポイント】
 ・お扇子の意味→あなたと私の間に線を引く
 ・人をお迎えする時はセンスを左手に乗せて
・草履は必ず高め (ハイヒール)
 ・この高めの草履に1cmくらいかかると丁度良い
 ・着物を床すれすれ以下まで落として着ないと、草履にかからず足袋の白が見えて格好悪い【ポイント】


着付け
・格調高く着るため、衣紋はしっかり抜く。こぶし1つ入るくらい
・比翼の衿 と きものの衿 を別々に折ってスナップ止め
・下前の褄先上がりは思いっきり!20~25cmあげちゃって。
・上前の褄先上がりは10cm弱
・大事なのが、下前と 比翼の衿 を別々に折って着物ベルトで止めるところ。
・格調高く着るため、半衿もしっかり出す。2cmは欲しい+比翼0.5cmくらい
・二重太鼓は厚みのある帯枕を使って、帯山は丸みを作り、決め線は真っ直ぐ→格調高く!!




ということで、結婚しないと着れないお着物でした。

2012年9月11日火曜日

研究科3週目 名古屋帯変わり帯(花つづみ)

今日は着物も他装した
すごーーーく難しい・・・。。自分で着るのとは、訳が違う。

人に着物を着せる(他装)
・特に他装は、しっかり補正をしてあげること
・自装より、ぐっと締める
・その際、前で締めない。できる限り後ろを締めて、前は緩めにすると、苦しくない。

・左右が自装と全部逆
・技術者(自分)は動かない、対象者(モデル)が回る
・最初の背中心合せは大事
・下前を入れる時は、技術者の左「腕」でしっかり止める、身体で押さえる
・腰紐の片輪奈結び、左右が逆になるのでちょっと注意
・おはしょりをしっかり整理、結構ずれる 【ポイント】

・きものベルトは、襦袢の伊達じめ幅の中心くらい

・とにかく技術者、汗ダクです


花つづみ(名古屋帯の変わり帯)
・小紋や紬に合わせて
・基本は、タレなしのお太鼓
・花つづみがとっても可愛く気に入った

2012年9月6日木曜日

本科11週目 袋帯2回目と衣装計画+季節の装い

今日は夏バテ気味で、体調が良くない。。

前回同様、袋帯のお太鼓を確認。
・腰タックは重要→右側の衽線のところが突っ張らない
・何より大事なのは、帯の準備→体型に応じた「幅出し」、特に背の高い人は幅を大き目に出す
・名古屋帯より、気持ち大きめの太鼓を作る


衣装計画
・一番最初、一切着物を持っていない所からの予算は、大体30万円を想定
・下着 予算の5分の1、裏地・仕立て 予算の5分の1、
 着物反物 予算の4分の1、帯 予算の4分の1、草履・バッグ等 残り
・コートやショールは入らない
・帯>着物 の方が良い

・仕立て代は、着物の値段に大体比例する →良い着物は仕立て代も高くつく(手縫い)
・何より、折角高い着物を買うなら、高い仕立てにして手縫いの良いもので作った方が良い

・小紋の着物なら帯3本
 1)白帯
 2)黒帯
 3)他
・なので、着物と帯をその都度セットで買う必要はない


・昔は、結婚を控えて最小限のきものをひと揃え作るという風習があった
・嫁ぎ先の紋、か、女性の母の家の紋か
・紋は女性の紋を継いでいくことがOKとされていた
・ただし、旦那の家と要相談
・ちなみに、昔は振袖にも紋がついていた!
・黒留は5つ紋


基本的な組み合わせ

           きもの                         帯

礼装         振袖                       袋帯(重厚より色彩)
            黒留袖・色留袖                袋帯
            喪服                       黒共名古屋帯

準礼装        訪問着                     袋帯
            色無地(地紋を含む)             袋帯、名古屋帯

外出着        小紋                       袋帯(カジュアルな柄)
            紬(ジーンズ扱い)               名古屋帯、半幅帯
                                       特に織りの帯


季節の装い
・他国の衣装と違って、実に細やかに季節感を取り入れていく
・衣更え ころもがえ という文化
・6月1日 と 10月1日 が衣替えの日(明治以降)
・10月1日~5月31日 袷(あわせ)、6月いっぱい・9月いっぱい 単(ひとえ)
・7月1日~8月31日 薄物

・襦袢と帯揚げの季節を合わせておけばOK

・季節の先取りは「季節を先取りする楽しみ」でOK、遅れは基本的にダメ



一度、自分が今持っている着物の衣装リスト、整理しておかないとな。。

2012年9月4日火曜日

研究科2週目 名古屋帯・変わり結び

ちょっと夏バテ・・・。しんどい。。早く秋になって欲しいな。


今日から人に着せる、他装。
・技術者は基本的にはほとんど動かなさい、ぐるぐる回すのはモデルさん
・技術者の右側にモデルさん
・モデルさんの後ろに、帯・帯板・帯枕・帯揚げ・帯締め でセット
・相手に着せるので、左右が逆になる 帯締め/帯揚げ


名古屋帯の変わり結び 2種類

箱ひだ太鼓
・いつもと違うのは、後ろでテとタレを結んでしまうこと
・箱ひだはしっかり作る
・テを先に横に通して、決まり線を決めてしまう (袋帯のように)
・テにタレを包み込んで、左側の3点をしっかり確認


片ひだ太鼓 (ものすごくイキ!縦縞の着物とかに合いそう)
・中途半端にやると「曲がってますよ」と直されるので、しっかり作る
・決め線が斜めになる


関東結び
・実は、今まで私たちが学んで来たのは、全て「関東結び」
・逆側から巻くのを「関西結び」と言う
・特に、名古屋帯の裏側にも模様がつけてあるのは親切な作家さん(ない場合も多い)
・ない時は、関東結びの人は無地になってしまう
・逆からも結べると、何かと便利→袋帯も上と下の両方の模様が出せるし、名古屋も裏と表と両方いける
・何より、いつも同じ方向ばかりだと、身体が覚えて頭を使わないので、たまに逆からやると頭の体操になって良い

手結び
・ここで学んでいるのは手結びなので、どれもラインが比較的なめらか
・たまに、おせっかいおばさんに、帯を直されたりする(後ろの帯山をピンと張るように直されたり、とか)


来週から、帯だけでなく着物も他装に。

2012年8月30日木曜日

本科10週目 袋帯初回

今日から袋帯。そして私は目からウロコ。


・腰紐をするとき、特に左側腰でタッグを取る→右側の衽線で布が張らない【ポイント】
・博多の伊達じめは、バツの柄が裏


袋帯 準備
・準備、かなり大事。
・特におろしたての時、テとタレを間違えないように
・タレは先端から10cmに折出し線がある、テは先端から80cmほどで無地場がある

・テから80cmを半分に折る
・そこから「幅出し」 これが袋の特徴。自分に最適な幅を出す
・屏風畳みでしっかりセット

・帯板はふた巻目の二つ折りの中 (名古屋はひと巻き目)
・仮紐を止めるところまでは同じ

・タレを右肩にかけて前に持ってきて、正方形の場所に帯枕
・山をずらさないよう、後ろのタレの内側に回す
・両親指で横に引き伸ばし、両耳をしっかり揃える 【ポイント】
・帯枕を起こして、左手で手刀を切って帯山に仮に上げる

・帯枕の下整理、布目を通す
・最初にテの位置を決める 【ポイント】
・そのテを包み込むように、タレをテの内側に折り上げる 【ポイント】
・右側3点をしっかり揃えてから、 【ポイント】
・左側のテの残りを中に折り込む
・帯締めを締める


結構、びっくり。お太鼓作る時の仮紐いらず。手結びってすごい。

2012年8月28日火曜日

研究科1週目 名古屋帯の要点

ということで。振袖と留袖と喪服と男物、やりたーい。
早速、今週から研究科にも参加することに。3ヶ月だから、終了は11月かな。
渡米前に終わる・・・かな?

今日は初日なので、名古屋帯結びの総風習。先生が変わると教え方も変わる。
別の視点から、様々なアドバイスを受けて、すごく勉強になった。


補正
・私の場合は、上半身の特に胸横(肩下)周りの補正が足りていないため、首の周りがパカパカしているらしい。入れると違うよ、と超貴重なアドバイス。
→早速、今週上半身の補正をお針しておこう。


襦袢の直し方
0、襦袢の左右は、おっぱいを覆い隠すところまで持っていく
1、右側の抜いた首の部分を右手で持って、左手で左下の美容衿を引っ張る
2、左手はそのままに、右手を真下(右下)に持ってきて、布を真下に引っ張る
→左側の布がピンと張る
3、逆側も同じ。左側の抜いたクビの部分を左手でもって、右手で右下の美容衿を引っ張る
4、右手はそのままに、左手を真下(左下)に持ってきて、布を真下に引っ張る
5、背中は背中心だけではなく、その左右の布ごと引っ張って抜くこと


着物の着方
1、着物を羽織って腕を通したら、その段階で襦袢の袖下と着物の袖下を合わせておく
2、首の後ろを着物5mm出したところを襦袢とピンで止めたら、最初に下半身を完成させてしまう
3、着物は床スレスレ、布で掃除する感じ
4、腰紐を回す時に、左右でタッグ取る【ポイント】
5、腰紐を後ろから前に回してくるときに、できれば後ろ側の布に指を通して整理【ポイント】
6、腰紐は片輪奈結び。左側でからげて、そのままお組みせんまで持ってきて立てる
7、身八つ口から手を入れれば、腰紐ごと動かせるので左右の微調整可、タッグと布整理も
8、この段階で、下半身を完成させる。

9、おまじないにならないよう、胸上・胸・胸下の3回、布目を通して!その後、両手を伸ばして左右の着物を引っ張る。
これ大事。整理しないと綺麗に行かない。

10、衿元を作る。ここ大事。
11、コーリンベルトの長さは、その人の肩幅が基本→私の長過ぎた
12、まずは左側、身八つ口から手を入れておっぱいの下辺りにコーリンを待ち構える。
13、左手で着物を持ちつつ、右手で右の耳下から襦袢が1.5cm程度出るよう調整し引っ張ってきて、両手で引っ張ってから左おっぱい下でコーリンで止める
14、内側左の布を上げる時は、できるだけ斜めに引き上げて、布地の裏側が見えないように。
※特に夏の着物だと、それが透けて見えてかっこ悪い。
15、右側おっぱい下でコーリンを待ち構えて、同様に、左側耳下から襦袢1.5cmを出して調整、両手で引っ張ってから、右おっぱい下でコーリン止める
16、これで衿元完成

17、手刀切って、決め線を整理。
18、衽線を、下半身・上半身で合わせて、伊達じめ・タッグ整理
19、これで着物完成


名古屋帯
1、帯の前の柄、小さいものなら真ん中に置くとやぼったいので、左にずらす。
これ、右にずらさないで!!右にずらすと、仕立てた時から太ったことを意味してしまうから!!
2、理想は、2回巻いて仮紐で止めた時に、タレ先が床すれすれの長さ
→お太鼓の柄が入っているものは、帯枕と位置を調整しなければいけないけれど。
→仮紐の種類が違ったことが発覚!これは振袖のふくら雀を作る時の道具だった!【ポイント】
→仮紐は真ん中で止めないで(帯締めを止めるから)、右下斜めで固定
3、帯枕を上げるんだけれど、私のはちょっと高過ぎた(肩甲骨の上)、適度な場所は肩甲骨の真下くらい
4、次の理想は、帯枕を上げた時に、タレ先がひざの裏の長さ
5、お太鼓の大きさは、名古屋の時はあまり大過ぎるとみっともないので、気持ち小さ目に

6、帯揚げの整理は、薄いものだとペロペロしてみっともないから厚みを出す必要がある
→そのために、薄物の場合は『輪を上にして』4分の1づつ織り込む【ポイント】
7、タレ先は少し短目に作っておけば、後で伸ばすのは楽。長目に作ると大変だから、短くしておく。

8、お太鼓を作った後、手先を入れる時は、帯の決め線に沿わせる位置まで気持ち下げる
9、左側は2cm程度で。長かったら、右側を織り込んで調整した後に、帯締め。

10、帯揚げで全てが決まるくらい重要。しっかり輪を上にして、4分の1。
11、中心の輪っかも、きちんと左手人差し指を入れて、ふんわり作る
12、余った左右の帯揚げを、左右にしっかり通して厚みを持たせてふんわりさせる【ポイント】
→特に夏物の薄いものだと、本当にペラペラしてみっともない

13、背縫いは、帯の帯山の左右に手を入れて引っ張ることで、ぴんと張る【ポイント】



衿元と着物の長さで、下手すると仲居さんに間違えられてビール頼まれないように注意。
衣紋が浅すぎ、襦袢が少なすぎ、着物の長さが短い→仕事モード用の着付け


うん。結構、キレイに着れるようになった。今日で自装(自分で着る)は終了。
来週から、いよいよ他人に着付けます。楽しみー